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2005年07月29日
猪木が教える起業のヒント?
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私が尊敬してやまぬアントニオ猪木師匠が7月17日に「愛・地球博」を訪れたそうです。
当日は開催以来最高の入場者数21万人を記録しどこのパビリオンも大変な人出のところに猪木が現れました。当然、子供からお年寄りまで大騒ぎの人だかりです。
猪木の地球博への訪問目的ですが、地球環境とエネルギー問題に猪木が従来から取り組んでおり関心が高かったため今回の訪問となりました。
猪木の事業への意欲というか野望はすごいものがあります。
日本に最初にタバスコを持ち込んだのは猪木です。
またアントンフーズという会社ではスペアリブのレストランチェーンの展開や健康食品の販売を手がけておりました。
いろんな猪木の事業の中でも最も大きかったのがアントンハイセルというブラジルでの環境対策事業です。
サトウキビの絞りかすを有効利用しようという事業でそこへの資金のつぎ込みぶりは半端ではなく、二十数年前、ウルフ千代の富士全盛の日本相撲協会以上の収益を上げていた新日本プロレスの利益のほとんどをこの事業につぎ込んでいたようです。
ですがこの事業うまくいかず大赤字になったようです。
後にこの件で新日本プロレスでクーデターが発生したりしました。
ですがこの事業と同じ目的の環境とエネルギーへの取り組みが愛・地球博の日本館で紹介されていたとのことです。(私の愛読書週刊プロレスより)
曰く、猪木の取り組みは人より早すぎてうまくいかない場合が多いと書いてありました(笑)
そういえばもう30年近く前になりますが、異種格闘技戦としてモハメッド・アリと闘いやはり多額の負債を抱えましたが、それを源流としたK-1やPRIDEは大きな成功を収めています。
ほかにも猪木の構想に永久電池や珊瑚の養殖なども手がけているようです。
猪木の発想や発言をヒントに事業を十数年後に起こせば成功間違いなしな気がします。
ただスケールがあまりにも大きすぎるので私は控えさせていただきます(笑)
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2005年07月27日
57もの経営理論をおまとめで
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以前のブログ(小説盛田昭夫学校上巻を読んで)でも触れましたが、創業者に関する本はとても参考になり、時には感動を与えてもくれます。
経営の神様、松下幸之助の心得帖シリーズが最初のきっかけで、以降松下幸之助の著作は数十冊立て続けに読み、最近では”市場関係者が選ぶナンバーワン経営者”日本電産創業者の永守重信氏の著書には大きな感銘を受けました。
感銘は受けたのですが行動に結びついていないのでこれからがんばります。
そんな創業者の本にこれからも数多く触れたいのですが、時間は限られておりそうそう本ばかり読んでもいられません。
ある日、事務所近くのコンビニ(弊社は旧山一證券の近くにありビジネス書も結構おいてあるようです)でたまたま目にとまった本があり即購入しました。
図解経営者30分速習ノートという本です。
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松下幸之助・盛田昭夫・本田宗一郎はもちろん国内・海外の名経営者57人の経営理論・哲学などがまとめられています。
題名のとおりちょっとした空き時間などでも気軽に読めてお勧めです。皆様のビジネスプランにも何かヒントになることが必ず載っていると思います。
私が特に気に入ったのは苦境にあったスカンジナビア航空を劇的に回復させたヤン・カールソンの「真実の瞬間」というキーワードでした。
顧客が最前線の従業員と接するわずか15秒の間に「スカンジナビア航空が最良の選択だった」と納得させるためのサービスには一度ぜひ触れてみたいものです。
またこの本で気に入った経営者の本を読み漁るというのもひとつの手だと思います。
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2005年07月25日
物流工作でコストダウン
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会社を設立すると思わぬ出費や予想したよりもコストがかかったりで頭を悩ますことが多いと思います。
弊社の場合通信費の類が創業当初の計画よりかなりかかっていました。
書類やパンフレットなどをお客様や保険会社に送るのですが、書類の性質上普通郵便で送れないケースや急ぎのため宅急便で送ることになり、結果として予想していたより高い通信費が毎月のランニングコストとしてかかっていました。
まあやむをえない出費だなあと思っていたある日、目指せエクセレントリーダーの高橋さんから面白い宅配手段を教えてもらいそれ以降急ぎの郵便物などで利用している宅配サービスがあります。
物流工作という宅配サービスです。
ジャパンブリッジという会社が運営しています。
概要としては・・・
①縦400㎜・横320㎜・奥行110㎜まで1個250円で発送できます。
②15時まで(土日は12時まで)に集荷依頼の電話をかければ16時から18時(おおよその目安)に1個から集荷に来てくれて翌日午前中に配達してくれます。
①の袋に収まれば重量制限はなく追跡サービスで状況も確認できます。一律250円で料金計算も不要ですので、大量に商品や書類等発送される方でしたら、お金と時間のコストが大幅に削減できると思います。
ただし、発送エリア・配達可能エリアが限定されており関東では東京都だけが発送可能エリアで、配達可能エリアは東京都・神奈川県・群馬県・愛知県・三重県・大阪府・神戸市となっております(神奈川県以外は一部お届けできない地域があるようです)
したがって現時点では関東では東京都で事業を営む方しかお役にたたない情報かもしれませんが悪しからずご了承ください。
ですが一律250円という金額は革命的だと思いますし、早く全国区になってほしいと思い紹介しました。
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2005年07月23日
少人数私募債を使った節税
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中小企業の決算書の長期借入金の内訳を見ていると銀行等金融機関の借り入れ以外にいくらか借り入れがあるケースをよく目にします。
代表者や役員からの借り入れです。
資金繰りが厳しい時で金融機関から借り入れができない時や借り入れしたくない時で個人の預金を会社に貸し付けたり、給料を取らなかったりでその金額が決算書に毎期累計で計上されます。
その積み重ねが相当な金額になり、もはやもらうにもらえなくなるケースが非常に多いです。
会社によっては数千万円から億を超える会社もありました。
この役員からの借入金の処理ですが、かつての商法改正時(平成8年3月の株式会社1000万円・有限会社300万円の最低資本金制度の期限時)は役員からの借入金を資本金に振り替えて最低資本金をクリアする会社がかなりの件数ありました。
ちなみに弊社もご多分に漏れず、個人のお金を増資に充てたわけでなく借入金を資本金に振り替えて有限会社から株式会社になりました(笑)
次回の増資の時は素敵に儲かって個人で普通に払えるよう、払いたくなるような内容の会社になるよう努力しております。
ところでこの役員借入金ですが、会社⇔役員でも当然貸付利子が発生します。
この貸付利子ですが、雑所得になるので他の所得と合算されて総合課税されることになります。
したがってそれなりの所得がある社長が利子を受け取ると最高50%もの課税を受けてしまうことになります。
この厄介な役員借入金の処理ですが、ひとつ素敵な提案があります。
それがタイトルの役員借入金を少人数私募債に振り替えて節税を図るという方法です。
ここで少人数私募債と増資(株式発行)の違いや税務上のメリットを述べますと・・・
株の配当は利益処分のため会社経費になりませんが、社債利息は全額経費扱いになります。
先ほど申し上げたとおり役員が受け取る利息は雑所得の総合課税のため最高で50%もの課税になるケースもありますが、社債利子は受け取る側では20%の源泉分離課税です。
また増資の場合資本金に移動があるため法人住民税の均等割りが増える可能性がありますが、社債の場合そのようなことはありません。
以上のような税務上のメリットがあります。
またペイオフ対策としてもほとんど利息がつかない預貯金ではなく自身の会社の社債権者となり利息を受け取ることで有利な運用ができるという考え方もできます。
多額に会社に貸し付けている社長でしたら少人数私募債にそっくり振り替えて、社債利息に相当する金額分だけ役員報酬を減額すれば所得税・住民税の節税を図ることもできます。
くれぐれも気をつけていただきたいことは有利だからといって社債利息を極端に高く設定したりすると否認される恐れもあるので、少人数私募債の発行時には顧問税理士などに相談してください。
ここで私が少人数私募債で参考にした本を紹介します。
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他にも少人数私募債に関する本は多数出ているので読みやすい本を参考に検討されるといいと思います。
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2005年07月21日
少人数私募債の発行手続き
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資金調達において苦労することの1つに申込に関する書類の作成があげられます。
事業計画書や資金繰り表の作成ですが、わかりやすくかつ返済できる(できなきゃ困りますが)資金繰り表の作成はなかなか大変です。
前職の信用金庫勤務時代はよく顧客から「面倒くさい」などと言われながら、取引状況によっては(こちらからお願いして借りてもらう場合など)こちらで鉛筆を舐めながら書類を作成したこともありました。
これから述べる少人数私募債の発行手続きでも若干面倒な部分はありますが、そこは引き受けてくださるありがたいお方のお顔を思い浮かべながら作成していただきたいと思います。
発行の手順ですが・・・
①取締役会で社債の発行を決めます。
かつては株主総会の特別決議が要件でしたが、現在は取締役会に出席した取締役の過半数の賛成で発行を決議することができるようになりました。多くの中小企業は組織がシンプルですが議事録の作成は支障をきたすことがないでしょうからきちんと作成しておきましょう。
②社債の募集要項を作成します。
金額の決定から利子・償還期限・募集時期などを文書化して勧誘する相手に渡します。不特定多数に公募するのではなく49名以内の縁故者に募集するのが少人数私募債です。背景がわからない第三者や短期的に転売しそうな人は社債権者にふさわしくないので気をつけてください。
③社債申込書を作成し応募者に渡します。
その際、会社がなぜ社債を発行するようになったのか、集まった資金はどのように使うのかなどを記載した「社債発行趣意書」や会社のパンフレット・数期分の決算概要などを添付し申し込みしやすいよう工夫するといいと思います。
④募集決定通知書を作成し申込者に送付します。
⑤応募者から申し込み証拠金の入金があったら社債申込証拠金預り証を発行します。
⑥社債台帳に記録します。
少人数私募債は発行手続きが簡単で社債管理会社も不要、社債券の発行も不要など中小企業にとって便利な制度ですが管理がおろそかにならないよう誰からも文句が出ないよう台帳はつけておいたほうがいいでしょう。
⑦毎年の利息支払い時に利札と引き換えに利息を支払います。
⑧満期償還時には元本返済もしくは借り換えの手続きとなります。
調達時の事業計画に基づいて全額償還できればいいですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
予めの原資の確保策として積立預金をしておくとか、社債の発行に伴う信用力の増大による金融機関との取引改善で借入金が可能になればその借り入れを社債の償還にあてます。
社債権者との信頼関係においても借り換えとなるのは少々問題ですが、再度社債を発行するならば今後の事業展開にふさわしい形での新たな社債発行条件を考えることが必要です。
上記の記述を踏まえて書式を作るのは大変なので参考になるサイトを紹介します。
足立区中小企業支援課:少人数私募債ガイドブック
財団法人佐賀県地域産業支援センター:総合相談チームが作成したマニュアル(ページの下から3段目のダウンロード3.2MBをクリック)
いずれのサイトも発行手続きの流れの解説もあり、佐賀県のサイトについては擬似私募債(有限会社などでも発行できる社債)の手続きにも触れています。
とても優れているのでぜひとも参考にしていただければと思います。
いざ発行するとなれば、出資者がいてナンボではありますが3週間から1ヶ月で手続きは完了するでしょう。
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2005年07月19日
少人数私募債の発行条件
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前職の信用金庫勤務時代は何百もの中小零細企業のお客様を担当させていただきました。
企業内容はイマイチでもへぇーっと感心するような独自のノウハウ・商品を扱っている会社、ひょっとしたら大化けするのでは?という会社も結構な件数があったと思います。
しかし残念ながら、多くの会社がイマイチのままであったり、化けることなく会社がなくなってそれこそお化けになってしまったところが多くを占めていました。
結局、担保主義の間接金融ではお手伝いできなかったというのが実情でした。
もしタイトルの少人数私募債のノウハウを企業が知っていて実践もしくはこちら側が提案、実践のサポートをしていればいくつかの会社は存続・ブレイクしたかもしれません。
もっとも少人数私募債ができるようになった平成5年の商法改正当時はだれもそんなスキームは知る由もありませんでしたし、信用金庫の一職員が紹介できる知識・余裕はとてもありませんでした。
ですが現在では認識も広まり、資金繰りにあえぐ中小零細企業の社長様はもちろん、金融機関の皆様にも情報提供の一環としても利用価値は大きくなりました。少人数私募債の発行条件は前回のブログ(少人数私募債の概要)とあわせてご案内しようと思った次第です。
少人数私募債の発行条件としては・・・
①株式会社であるということです。
したがって有限会社などでは発行できないということになり、有限会社の社長様はがっかりしてしまうかもしれませんが、擬似私募債というスキームがあり、少人数私募債に準じた形での発行は可能ですので検討されるといいと思います。
前々回のブログ(少人数私募債の源流)で紹介したスピカ債はまさしく擬似私募債の手本です。
擬似私募債参考サイト→擬似私募債に関するQ&A
②購入者にはプロ(銀行や証券会社、ベンチャーキャピタルなど)が含まれないこと。
あくまで親戚・縁者、社員、取引先・得意先、友人に限定するということです。縁故者に対する募集なので社長自身に信頼感が乏しいと資金調達は厳しくなります。
③社債権者を50名未満としなければなりません。
50名以上だと証券取引法に基づき上場企業のように企業内容を開示する義務が生じます。
④発行総額を1億円未満にする。
社債の募集総額が1億円未満の場合には、財務局への届出や告知義務が免除されます。
⑤1口のあたりの発行価額を最低発行価額の整数倍にする。
最低価額が100万円なら200万円、300万円はOKですが、250万円とか350万円という発行はできません。最低価額を100万円としたならば4900万円まで募集とすれば50名未満となり③の用件を必ず満たすことができます。
私募債というとなんだか上場企業が募集するようなイメージですが、上記の要件を満たした少人数私募債であれば金融機関に頼らない資金調達が実現できるかもしれません。
発行の手続きについては次回のブログで紹介したいと思います。
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2005年07月16日
少人数私募債の概要
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仕事柄、税理士事務所・会計事務所に訪問することが多くあります。
弊社のメインは保険代理店ですが、だからといって保険の商品性や複数社取り扱っているメリットばかり訴えても先生の興味を引くことは難しいです。
先生方も他で何度もそのような話は耳にされているからです。
3年ほど前によくネタで使っていた話がタイトルの少人数私募債です。
当時は少人数私募債自体ご存知ない方が多く、この話で興味を引かせて「こんな話ができる代理店なら保険も任せてみるか。」なんていう形で案件をいただくことができたりしました(笑)
少人数私募債とは中小企業でも一定の要件下で発行できる社債の一種で「縁故債」などとも呼ばれています。
発行する会社側のメリットとしては・・・
①物的担保が不要です。
②利息の支払いは半年後とか1年後になり、また元本も償還時まで返済する必要がないので毎月の資金繰りが楽になり実質金利が大幅に低下します。
たとえば300万円を5年で銀行借入した場合(年利2.5%)と償還期間5年の少人数私募債(年利5%)で比べた場合3年間で150万円の資金繰りが向上できます。
ですから銀行で借り入れた場合の月々の返済相当額をたとえば信用金庫の定期積金などにしておけば信用金庫からみた評価・格付けの向上にも寄与するといえます。
③社債の発行によって開かれた企業になるので社債権者との結束が強まります。また多くの社債権者の出資を受けているということはやはり金融機関からの信頼度向上にも寄与するでしょう。
④社債利息は経費にすることができます。(株の配当は利益処分のため経費になりません)
⑤社債券の発行は不要で募集金額が一定額未満であれば行政の承認も不要です。
社債権者のメリットとしては・・・
①社債利息は20%の源泉分離課税で節税効果があります。(高額所得の経営者ですととても得するノウハウがあるので以降のブログで述べたいと思います)
②市中金利よりも高い利率の金融商品として運用することができます。
また少人数私募債を発行する会社に対して支援を行っている自治体もあります。
社債利息の一部を補助するというものです。都内では文京区・足立区などが支援しています。
参考サイト:文京区少人数私募債発行支援事業 社債利息補助のご案内
足立区少人数私募債による資金調達のご案内
文京区・足立区で開業されている中小企業の皆様、ぜひ申請されてみてはいかがでしょうか?他の自治体でもこのような支援策が行われているようです。
上記のように数多くのメリットがある少人数私募債の発行条件は次回のブログで述べたいと思います。
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2005年07月14日
少人数私募債の源流
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元号が平成に変わった頃、ある主婦がおいしくて健康にも良い天然酵母のパンを広めたいと考えました。そしてパン屋さんを開業するために動きました。
開業に必要な資金は1,450万円、自己資金と借り入れだけでは500万円ほど不足しました。そこであるアイデアを思いつきました。
店の名前にちなんで「スピカ債」の発行です。
かつての職場の同僚や友人、子供の保育園のお母さんから1口10万円で債権を発行しました。利回りは年5%として、利息の相当額はパンやアップルパイで渡しました。
債権者に対しては普通の会社と同じように事業計画を説明し、経営状況については経営報告書を送付しました。
出資者には「わたくしのパン屋さん」という意識が根付き店の宣伝や経営のチェックに役立ちました。
このスキームは現在中小零細企業の直接金融手段として注目されている少人数私募債の原点となるものとして高い評価をされています。
ベンチャービジネスがまったく相手にされていない15年以上前のスキームです。
起業への強い想い・パンに対する愛情が見事なアイデアとなって現れています。
少人数私募債は有効な直接金融の手段になりうるスキームなので概要等について次回以降述べていきたいと思います。
参考サイトはこちら http://www5e.biglobe.ne.jp/~ikecon/tools/ikecolumn5.htm
http://www.miraikan.go.jp/kyaria_kaihatsu/050_01_02.html
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2005年07月13日
目指せ!グリーンシート市場④
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かれこれ3週間前になりますが、弊社がグリーンシートに公開可能か否かの予備審査の結果が出ました。
→6月19日ブログ
果たして弊社のような零細中の零細企業でも公開は可能なのかどうか少し緊張の面持ちでディーブレイン証券で審査結果を受け取りました。
一定の要件を満たせば公開は可能という結果でした。
関連会社を整理すること、監査役を外部の人間に変更することなどです。
その判断を元に社内の意見・外部の意見を聞きました。
公開に向けて整備しなければならない事項・公開に向けてのストレス・同族会社特有のメリットがなくなる点・グリーンシート市場に公開している会社の件数自体が伸び悩んでいる点・次のステップ(マザーズ・ヘラクレス等)に至った会社の割合が少ない点・資金を調達したのはいいけれど応えきれずに倒産してしまった会社がかなりあることなどネガティブな意見・アドバイスをいただきました。
結論としては弊社が公開に動くのは規模的にも組織的にもまだ時期尚早ということになりました。
もっと売り上げと収益を上げてから考えようということになりました。(当たり前の帰結ですが・・・)
弊社の場合は上記の結論に達しましたが、向上意欲が旺盛な会社は検討してもいいと思いますし、そのような市場ができたということはすばらしいことだと思います。
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2005年07月11日
新銀行東京の商品使い勝手
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先日、前職の信用金庫時代の先輩と飲みにいきとても盛り上がりました。
今でもお客様を時折紹介いただき、財務改善の提案・助成金の申請・保険の提案などをさせていただいております。
その日は新銀行東京に関する研修が行われたそうです。
新銀行東京の新保証という商品について提携金融機関なので融資を積極的に取り上げてくださいという意味合いだったそうですが、先輩いわく「あれじゃ融資は取り上げられないね」とのことでした。何がネックかというと・・・
保証料がとてつもない金額でかつ融資実行前に振り込む必要があるそうなのです。
審査に基づくランクによって保証料が決まるそうなので一概にいくらとは言えないのですが、5000万円を5年返済で融資を受ける場合に保証料が800万円になるケースもあると言ってました。保証協会の保証料とは比べようもない高い料率です。
そして保証協会の融資実行のように実行金額から差し引きではないのでロットが大きいとそもそもの保証料が払えないなんて事態も起こりうるようです。その分は自分で予め用意しなさいということのようです。
石原都知事の旗印の下、中小企業の活性化のために設立された新銀行東京ですが、課題はまだ山積みのようです。
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2005年07月10日
年に一度のFP講師
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昨日、某大学でAFP講座の講師をしてまいりました。生命保険の基礎講座です。
生徒はほとんどが学生で梅雨のうっとうしい時期、前期試験の時期、就職活動の時期の中、またほとんど理解できないであろう授業によくぞ6時間も耐えてくださいました。最後のほうは駆け足になってしまいわかりつらかったところもあると思いますが、ご了承ください。
私なりにわかりやすく全力で教えたつもりですのでご了承ください。
講座を終えた後、少しどきどきする瞬間があります。それは・・・
受講生のアンケートを見る瞬間です。
その評価に一喜一憂ですが、今回も痛烈な批判というか貴重なアドバイスもありました。
今後、弊社にて各種セミナーを展開していく予定であり、このアンケート参考にさせていただき日々精進してまいります。
H大学の生徒様・一般の受講生の方・セミナーをサポートしてくださいましたS様、本当にありがとうございました。
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2005年07月08日
小説盛田昭夫学校上巻を読んで
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仕事柄創業者に関する本・創業者が書いた本を月に数冊は読んでいます。
経営の神様松下幸之助をはじめとして本当にすごいとしか言いようがありません。自分もそのうちのほんの少しでも実践できればと思います。
そんな創業者に関する書物ですが、最近特に感銘を受けたのがタイトルの「小説盛田昭夫学校」です。
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盛田昭夫氏はご存知世界のソニーを井深大氏と立ち上げた人物ですが、その閃き・行動力本当にすごいし魅力的です。
トランジスタラジオの大口受注をSONYブランドで売れないのならと断るシーン・そして商標の前例を覆すシーンは圧巻です。
目先の損益で受注を断ることができても数十年後を見据えて目先の多大な売り上げ・利益を断る決断は今の私にはとてもできません。
また判例が確立していることに真っ向からぶつかりそして覆し新たな判例を作るところも感動でした。
また他の登場人物・寝食を忘れて開発・販売に打ち込む姿、小説の臨場感はなんともいえませんでした。
発売になってもう2ヵ月半ですがもっと早く読んでおけばよかったです。
ベータビデオの失敗やウォークマンへの取り組みなどが書かれているであろう下巻が楽しみです。
起業家ならば絶対!お勧めの1冊です。
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2005年07月06日
けがの功名
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私事ですが、昨日ノートパソコンが故障しました。
いろいろ試みた挙句埒が明かないので出張サポートの業者を呼んだのですが、結論はハードディスクの故障ということでメーカーに修理に出すことになりました。
過去のデータはすべて吹っ飛ぶことになります。もっともバックアップを最近とっておいたのでその部分は救われるといった感じです。ですがパソコンの修理が完了するまで7日~10日かかるといわれ途方にくれました。
メールの送受信や地道に?更新しているブログだけはできないと困るので事務所にあるデスクトップに設定してこのブログを書いています。
まだノートパソコンから離れてわずか1日ではありますが、不思議な現象がおきています。
かえって事務処理などの仕事がはかどるようになったのです。
今までは事務処理に着手するまで関係ないサイトを見たり、メールを見てしまったりしていたのですが、今は目の前にある書類などを黙々とこなすよりないのです。
その結果従来より数倍のスピードで書類を処理するようになりました。まさにけがの功名といった感じです。
ヤンキースの松井秀喜のような好調振りが続くことを祈っています。
そういえば今から5年ほど前に「捨てる!技術」という本がベストセラーになりました。
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当時その本を読んだとき「確かにそうだ!」と感心しながらも結局行動に着手できなかった記憶があります。
最近思い切っていくつかその本に書いてあったことを行動に移しましたが、今回思い切って捨てる以上のことが結果的に起きたことになります。
パソコンが戻ってきても無駄を省いて効率的に仕事をしていきたいと思いました。
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2005年07月05日
シカクいアタマをマルくする
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事業をするに際して何かアイデアがないかと頭をひねっている方が多いと思います。
私もその一人でいいアイデアが浮かんだり浮かばなかったりいろいろです。
今日も弊社で特化しようと思っている商品のマーケット開拓方法について社員と打ち合わせいて休憩中にあるサイトを見て子供達の発想力に私とその社員は笑いと感動に包まれました。
日能研のホームページです。
CMや電車の中の広告でおなじみだと思いますが今月の問題の子供たちの解答をみてなるほどというか我々の発想力の乏しさを痛感しました。
子供達の発想の豊かさは見事としかいうよりありません。
ヨン様の解答を記した子供はひょっとしたら将来ソニーのような企業を創るんだろうなあと思いました。
私もヨン様キッズを見習ってすっかりシカクくなったアタマをマルくしたいと思います。
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2005年07月04日
無担保融資の申込にひと工夫
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金融庁が2003年に提唱したリレーションシップバンキングに基づき各金融機関が無担保プロパー融資のビジネスローンを取り扱うようになりました。
このビジネスローンは債務超過でない・税金の滞納がないなど所定の条件を満たせば数日後に融資の可否が判定されます。かつてのプロパー融資の判断とは雲泥の差があります。
このビジネスローンの融資条件のハードルを下げたり、金利の条件を低くしたり、かかる手数料を無料にする方法があります。それは・・・
「中小会社会計基準適用に関するチェック・リスト」を添付して申し込むという方法です。
このチェックリスト簡単に言えば中小企業の会計のあり方に則って申告等行っていることをチェックするもので、この書類は無担保融資を申請する中小零細企業に顧問・関与している税理士がチェック作成するものです。
このチェックリストを添付して基準をクリアしていれば前述の通り融資のハードルが下がる金融機関があります。→参考:三井住友銀行クライアントサポートローン
このローン、金融機関によっては税理士事務所に「貴事務所の顧問先に紹介してください」などと営業をかけているところもあるようです。
したがって資金需要がある場合には顧問税理士に相談してみるといいでしょう。
この中小会社会計基準チェックリストを活用したローンを扱う金融機関は日本税理士連合会のサイトに掲示してありますので資金需要があって保証協会や国民生活金融公庫の枠がない場合やきびしい場合、それだけでは金額が足りない場合には検討してみるといいと思います。
いうまでもないことですが、このチェックリストを添付したからといって全て融資が下りるわけではありませんし、必要額以上の借り入れは危険ですのでお借り入れは計画的に・・・
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2005年07月03日
保険窓販解禁の裏側で⑤
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一昨日のブログでも述べましたが、金融機関の多くが関連会社として保険代理店を持っておりその現場の責任者はかつてその金融機関でそれなりのポストにいた方が就いていることが多いです。
したがってかつて金融機関の支店長などを務めていたときのお客様に訪問します。
たとえ関連会社に出向しているという立場でも金融機関へのつながりは残っているのでその影響力は絶大です。
かつてこのようなことがありました。
10年ほど前あることで経営危機に立たされていて倒産してもおかしくない会社がありました。当時金融機関の支店長だったその保険代理店の現場責任者は本部に折衝してその会社に数億円の融資を実行に漕ぎつけその会社は経営危機を乗り切りました。
今では資金需要もなくで業況もとても安定しています。
一方でその会社にある保険会社の営業マンが入り込み、助成金が受給できるようにしたり従業員のいろんな相談に応じたり、新しい取引銀行や取引先を紹介したりしていました。その会社にとって多くのメリットを提供していました。
しかしながら法人での保険契約は中々決まらずにいました。
そんなある日元支店長が保険代理店責任者として現支店長と一緒にその会社に来ました。そしてかつて営業マンが提案していたより商品内容ははるかに劣るが払込保険料ははるかに高額な保険契約をあっさり締結していきました。
やはり昔世話になったという恩義は忘れられません。
このこと自体を融資取引を利用した圧力募集ということはできないかもしれませんが、現在巷でこのような募集が行われています。
保険窓販解禁に際して金融庁は融資取引を利用した圧力募集を禁じるよう規制しているようですが、このような形で募集が行われている実態まで分かった上で解禁するのかは不明です。
弊社でもこの実態を踏まえ、解禁時に淘汰されぬようビジネスモデルを模索中です。
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2005年07月02日
保険窓販解禁の裏側で④
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年に何件もないことですが、大口の契約がまとまるとうれしいものです。
弊社の業種(生命保険代理店)の場合3月に集中することが多いです。
なぜなら3月決算の法人は全法人の約20%を占めており、上場企業に代表されるように3月決算の法人はいわゆる優良企業が多いからです。
その3月決算の法人で決算対策や従業員の福利厚生目的の保険契約がまとまることがあります。
昨年の3月にこんなことがありました。
代理店仲間で長年の折衝が実り大口の契約がまとまり、契約書等諸手続きは終わり後は3月末の保険料の入金を待つだけの状態との事で前祝いをしていました。
私もあまり聞いたことのないほどのロットの大口契約で銀座の素敵なお店でご馳走になっていました。
ところが月があけて4月の初旬にその仲間から沈んだ声で電話がかかってきました。なぜなら・・・
その大口契約が月末にひっくり返されてしまったそうなのです。
どうして?と聞いたところ・・・
その大口契約先の取引銀行から「もしその保険契約をその代理店で締結するなら今後の融資取引を含めて抜本的に見直さなければいけませんね。」と言われてしまったそうなのです。
かくして契約はその銀行絡みの代理店に移ってしまいました。
後日ランクは落ちますが、その代理店仲間にお返しにご馳走しました。
融資を引き合いに出されると勝ち目はありません。
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2005年07月01日
保険窓販解禁の裏側で③
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銀行・信用金庫等金融機関の多くが関連会社として保険代理店を持っています。
その保険代理店の社員の多くはその銀行・信用金庫から出向等で来た方々です。現場の責任者はその銀行・信用金庫でもそれなりのポストにいた方々です。
前回のブログで述べたローンを絡めた年金保険の取扱もその保険代理店を介して募集します。
これは10年程前のある信用金庫における募集形態ですが、数ヶ月に一度ローンつきの年金保険の獲得ノルマが課せられます。
本業(預金・融資・新規先獲得等)でもいっぱいいっぱいなのに子会社のための保険推進なんてやってられないという空気が支配します。
そのとき支店長や次長も少し申し訳なさそうに「まあ頼むよ」といった感じで職員に依頼します。
なぜならその保険代理店の責任者は現在の支店長や次長のかつての上司だったり仲人だったり頭の上がらない存在だからです。
その責任者もそのかつての地位を利用してローン年金保険の獲得を勧めます。
そしてやむなく責任者と現場の職員が顧客に募集します。対象先はいうまでもなく信用金庫が融資取引において優位に立っている顧客です。そしていうまでもなく顧客は泣く泣く契約を締結し新たな割賦の負担が生まれます。
募集時は職員が説明・実務をほとんど行います。時には募集資格を持った人間不在で職員単独で行うケースもありました。
今は予定利率の低下もあり商品自体にメリットが低いこと・まあコンプライアンスの部分ももちろんなのでこういった事は行われていないようです。
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