日本振興銀行の不明朗融資


零細企業を応援しています。

零細企業を応援している立場としてはかなり気になりとても残念な記事があったので今日はその記事について触れたいと思います。

本日発売の週刊東洋経済の20~21ページの記事です。

日本振興銀行の社長である木村剛氏の夫人が社長を務めている会社に不明朗な融資が実行されているというのです。(この件は6月11日号でスクープ済み)

ご存知の通り日本振興銀行は中小企業へ円滑な資金調達を実現するために設立された銀行です。その理念について熱く語っています。メッセージ

木村氏の夫人が代表を務める「ウッドビレッジ」に3月初旬に1億7875万円を年利3%の融資という以外に新たに木村氏が1月4日まで代表を務めていた「KFi」に2月末に3億9000万円が同じく年利3%の融資を実行していたというのです。

ちなみに日本振興銀行の主力商品である「振興ローン」の貸し出し限度額は4000万円、年利は8%~15%です。

担保は両社とも自行の株式だそうです。

「ウッドビレッジ」は表札すら掲げていない会社で果たしてそんな会社にどんな資金使途があるのか、そして今回の融資金額の合計6億近くの額は株主資本の25%を超える大口融資を規制する銀行法第13条にも抵触し、経営者本人の保証も取っておらず、素人でもわかる利益相反行為と言えます。

先ほどのメッセージをぜひクリックしてください。

6億といえば500万円あれば何とかなる零細企業120社を救うことができます。

私も信金時代に300万とか500万あれば何とかなる、新たなビジネスチャンスをGETできるであろう先の融資の申し出を断腸の思いで断らざるを得ませんでした。何件断ったか分かりません。

木村氏には7月以降ドロンすることなく、中小零細企業の活性化に力を注いでほしいものです。(もう無理でしょうか?)

その暁にはカルロスゴーンのように幾らでも成功報酬を取ってもらっていいと思います。

こんな姑息な不正融資の利用はやめてください。

この記事が週刊東洋経済の2ページでぺロッと触れるだけで終わることなく本人の弁明(報道ステーションとかNEWS23とかみのもんたの朝ズバッとか)を公の場で聞きたいものです。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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