中小公庫のCLOはどうでしょう


 中小企業金融公庫が全国32の金融機関と連携して、CLO(ローン担保証券)に取り組むことになりました。

従来東京信用保証協会で行っていたCLOや金融機関独自で行っていたスプレッド融資という形態がありましたが、今回のCLOの概要と活用方法についてふれたいと思います。

中小企業金融公庫は、全国32の金融機関と連携し、ローン担保証券(CLO)に取り組むそうです。前回は14金融機関の参加でしたが、今回は地域金融機関の協力を受けて32金融機関の参加になったとのことです。

金融機関が独自に募集するCLO融資(証券化を前提とした中小企業への無担保融資)を中小公庫が一括して買い取り、束ねて証券化し、20都道府県の金融機関が参加する広域型CLOで、融資募集機関は9月~11月で融資実行は12月の予定です。



融資引き受けの条件としては、原則3年以上の業歴があり、

①債務超過でない

②経常利益を計上しているなどの基準を満たす中小企業に、設備資金、長期運転資金を融資、融資金額は1000万円から1億5000万円で、平均月商の1・2倍以下の金額を融資するとのことです。

取り扱い金融機関はこちら

みちのく銀行、荘内銀行、岩手銀行、東京都民銀行、大分銀行、北日本銀行、東日本銀行

神奈川銀行、富山第一銀行、びわこ銀行、徳島銀行、愛媛銀行、熊本ファミリー銀行、豊和銀行

宮崎太陽銀行、函館信用金庫、朝日信用金庫、東京東信用金庫、多摩中央信用金庫

富山信用金庫、碧海信用金庫、蒲郡信用金庫、滋賀中央信用金庫、京都信用金庫

大阪市信用金庫、大阪東信用金庫、神戸信用金庫、尼崎信用金庫、福岡ひびき信用金庫

大分みらい信用金庫、鹿児島相互信用金庫、長野県信用金庫

以上の32金融機関です。

かつて保証協会が扱っていたCLOや私が信用金庫時代に扱っていたことがあるスプレッド融資と比べるとかなり弾力的なイメージです。

10年ほど前、私が信用金庫に勤めていたときのスプレッド融資は2年後一括返済の金利が当時で1%前半の素敵な融資でしたが、優良取引先への媚びへつらい的な融資であり、実際に資金需要がある先への供給ではなく、返済用に定期積金を契約させるための手段で終わっていました。

果たして今回の資金がどのように使われるのかはわかりませんが、融資特有の過去の実績に対する資金提供ではなく少しでも将来性・ノウハウ・ビジネスモデルに着目した融資であってほしいと思っています。

この中には私が勤めていた信用金庫も含まれているので期待しています。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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