資金調達後の決算書提出はこうしよう


金融機関から資金調達を行なった後、融資取引がある間は決算書を毎期提出することになります。普通に提出すればまあ問題はないですが、ちょっとした工夫をすることで金融機関の印象がよくなる提出方法があります。今日はこの事について書いていきます。

衆議院予算委員会が始まりました。今日は安部総理と同期の田中真紀子議員が登場しました。お互いさすがの皮肉のやり取りがあったようですが、「『美しい国』というので、どれだけ美しい大臣が出てくるのかと思ったが、こういう皆様だった。『美しい』という形容詞は個人差がある」と閣僚批判を行なったそうです。外見を言っているのか中身を行っているのか分かりませんが、相変わらず言葉は美しくない田中議員、でも政治を面白く盛り上げてください。

東京信用保証協会では決算書を提供した会社に対して、下記のようなサービスを始めました。

1.保証利用の相談を信用保証料がいくらになるかも含めて答えるサービス

2.信用保証の申込にスピーディーに応えるサービス

3.希望の方へ情報誌をお届け知るサービス(第1号は11月発刊予定)

このような案内が保証協会付の融資を利用している先に送られていると思います。

決算書を送らなかったからといって今後の保証に影響はないですが、このような案内が来たらやはりすぐに送付した方がいいと考えます。

それでは民間金融機関に提出する場合を考えたいと思います。

私が信用金庫に勤めていたときは、決算書ができた頃例えば今の時期ですと7月決算の会社は大抵9月末に申告して決算書ができているので10月初めに訪問して預かる形でした。

なかには申告が遅れている会社、顧問税理士がルーズで税務署に決算書を提出していても顧問先に決算書を渡していない会社(笑)、ある特定の業種で複数の会社を取りまとめて決算書を提出することで決算書の申告が決算月の2ヵ月後でなく3ヵ月後になってしまう会社などもありました。

ただ当時1社だけ決算書の提出に工夫が見られる会社があったのです。

決算書ができてこちらが預かりに行く前に顧問税理士と一緒に来店し、営業報告書を添付してその期の決算概況を支店長や融資担当者に説明しているのです。

当時はわざわざそんなことをしにきて暇な社長と税理士だなあというレベルの低い考えしかなかったですが、いうまでもありません。とても大切な行為です。

年に1度の決算書、良かれ悪しかれその期の概況と以降の見通しを顧問税理士と来店して説明することは金融機関に対して好印象につながります。

この年に1度の決算書説明の来店訪問をしている会社は毎期安定した業績を残していますが、この姿勢に表れているのではないでしょうか。

ブログをお読みの融資取引のある経営者様も決算書ができたときの金融機関訪問、取り組まれるといいと思います。営業報告書は前期の概況と今後の見通しを既述したA4用紙1枚程度の文書でいいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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