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私が信用金庫を退職してから約7年になりますが、以降いろんな融資商品・方法が出てきたり、融資に対する考え方が出てきました。
融資商品・方法では保証協会の安定化資金(平成13年3月末で終了)や金融機関のビジネスローン、考え方でいえば金融機関が取引先の財務内容等をスコアリングして区分けする格付けなどです。
現在でも信用金庫時代の同僚や先輩・その他金融機関の知り合いなどから情報収集したりしますが、その変遷もめまぐるしいものがあります。
一方、その変遷の中で資金調達等に関するノウハウ本も数多く出るようになり、こちらも情報収集として読むようにしています。
しかしながらその資金調達に関する本で多い記述というか傾向というか「こんな修羅場はこう切り抜けろ!」とか「こんな裏技があるんです!」的な記述を目にします。
その内容は現場にいた人なら分かるのですがたいしたことではない手続きですし、あまりに大げさな記述で実際困っている人を混乱に陥れてしまうのではと他人事ながら不安になったりします。
そんな多くのノウハウ本?ですが、これか資金調達を予定している人・今お困りの人におすすめの本があります。それが標題の「融資の掟」という本です。
中小企業経営者と新規事業者のための知らないと借りられない融資の掟 阿部 雅彦 九天社 2005-02 |
他のノウハウ本?のような大げさな記述もなく、融資に携わった人でもなるほどという情報や手続き方法が盛り込まれていて文章も易しく、資金調達を予定している人・した人・相談を受けている人皆様におすすめです。
私も相談を受けている案件やブログのネタで時折参考にしております。
ここまでお読みいただきありがとうございます。