目次
日本政策金融公庫創業融資での面接
独立開業して日本政策金融公庫の融資の申し込みをした後に面接があります。
弊社ではサポートするお客様のご要望および必要に応じて面接に同行していますが、面接に臨むに際してそして面接の際に注意したいことをお伝えします。
面接では創業計画書の記入内容の確認と質問、必要書類の確認等を行います。
創業計画書はしっかりと記入する
日本政策金融公庫の創業融資の面接で特に時間を割くのが、創業計画書の項目の確認です。
日本政策金融公庫の創業計画書はこちら→創業計画書
創業計画書の左側が、
1.創業の動機
2.経営者の略歴等
3.取扱商品・サービス
4.取引先・取引関係等
となっており、創業計画書の右側は
5.従業員
6.お借入の状況
7.必要な資金と調達方法
8.事業の見通し
となっています。
この一つ一つの内容を日本政策金融公庫の面接で細かく詳細に聞いてくるのでしっかりと記入しておくことが必要です。
各項目については今後のブログやメルマガでお伝えしていきますが、今回は特に注意してほしい項目についてふれます。
その他面接時に注意すること
面接に臨むに際してそして創業計画書の記入上の注意点として最も気を付けたいことの一つが「6.お借り入れの状況」についてです。
このお借り入れの状況欄は平成24年より記入欄に設けられました。それまでは書く必要がなかった項目です。
ではなぜ記入が必要になったかというと背景には個人信用情報(CIC)を日本政策金融公庫も調べるようになったということです。
サイトはこちら→個人信用情報機関CIC
このCICに登録されている個人の借り入れ情報を調べてから日本政策金融公庫は起業家の独立開業時の創業融資に臨みます。
このお借入の状況欄ですが、融資を申し込む方の深層心理とでもいいますか住宅ローンなどはきちんと記入するのですが、個人のカードローン・キャッシングなどを記入すると融資の審査で心証が悪くなるかもということで書かない方がいます。
でも借り入れがあるのならば記入しないとまずいことになります。
もしも記入しないで面接に臨むと、日本政策金融公庫の担当者から「○○様、住宅ローンの他に借り入れはないのですか?本当ですか?」とトレースされます。日本政策金融公庫の担当者はCICでの信用調査結果を持って面接に臨みます。
ですので借り入れがあるのに「ありません!」と言い張ることはできないですし、言い張った場合は「嘘をつく人には融資はできません」ということで否決の流れになります。
もちろん借り入れがない方が望ましいですが、もしもある場合は包み隠さず記入し、面接で質問を受けた時にその借り入れの発生経緯をしっかりと伝えればいいと思います。
このあたりの背景については弊社で実施している「起業塾!返済不要の創業支援助成金と低利な公的融資とは」でもお伝えしています。
東京セミナーはこちら→6月4日東京セミナー
横浜セミナーはこちら→6月18日横浜セミナー
埼玉セミナーはこちら→6月4日埼玉セミナー
千葉セミナーはこちら→5月28日千葉セミナー
起業および事業展開に際して日本政策金融公庫他融資を検討されている方はぜひご参加ください。